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本記事は、2026年11月1日8:10スタートの全日本大学駅伝についての戦力分析と予想になります!
総括
國學院、早稲田、中央が3強とみるが、順天堂も少し不気味。
近年3大駅伝全体にバランスよく合わせられている國學院は、出雲駅伝で3連覇こそ逃すも概ねミスのない継走で2位。早稲田は出雲駅伝で1年生が初駅伝で好走。6区間中4人が区間賞で國學院を58秒離し優勝した。しかし、下級生は10キロ以下ならともかく、10キロ以上でどこまで違いを見せられるだろうか。ここも問題にしないようならいよいよ大学駅伝3冠が見えてくる。中央は昨年アンカーの本間がいない中で出雲駅伝5位とまずまず。順天堂は出雲駅伝4位だが、距離が延びるほど良さそう。創価は出雲駅伝が案外な結果。青山学院は出雲駅伝で過去最低の11位。箱根経験組も初駅伝組も何もかもが駄目だった。関東勢を上回りそうな他地区勢はなさそう。
1位國學院
2位中央
3位早稲田
と予想する。
國學院
昨年4位、今年の出雲駅伝2位。平林と山本の穴があった昨年に比べれば青木、上原、高山らの卒業生の穴は小さく、野中、辻原、高石の3本柱は強力。出雲駅伝も概ね失敗は無かったが、辻原が3区を走り区間8位だったのは、恐らく野中の調子が上がり切っておらず4区に回さざるを得なかった影響だろう。さらに、野田や吉田ら長い距離に実績のあるメンバーも戻ってきた。野中の調子が戻ってくれば、十分早稲田にも対応できる。区間オーダーを見る限り、当日変更で3区と7区に辻原や野中を投入し、可能なら4区に飯國を投入できると安心だろう。多くの大学が1年生を1区にエントリーしてきたため、1区尾熊は前を引っ張る展開になりそうだが、他校のペースメーカーとして利用されないよううまく立ち回りたい。
中央
昨年2位、出雲駅伝5位。出雲駅伝では昨年のアンカー本間が不在で、ルーキー栗村にアンカーを任せたが距離対応がまだ厳しかったか失速。とはいえ、昨年の10位よりは順位を上げ5位となった。昨年も出雲駅伝の惨敗から全日本大学駅伝で2位まで巻き返したため、今回も巻き返しの目はある。5000m13分台半ばは当たり前、10000m27分台を4人擁し5000m10000m平均ともずば抜けており、出雲駅伝で不在だった本間も戻ってきて完璧なエントリーが組めた。もっとも、実は箱根駅伝以外の3大駅伝で優勝がない。当日変更で6区と8区に三宅、本間を投入するとして、3区か5区を藤田に交代することもあるか。走れない主力がいる可能性も。
早稲田
昨年5位、出雲駅伝1位。昨年スーパールーキーと言われた鈴木、佐々木に加え、今年のルーキーも新妻、増子、本田は勿論、上杉も成長。ここに工藤、山口の上級生が加わり、吉倉も昨年から大きく成長。とはいえ、安定感では國學院に一歩及ばないとみていたが、出雲駅伝では1年生が初駅伝で好走。6区間中4人が区間賞で國學院を58秒離し大会新記録で優勝した。しかし、下級生は10キロ以下ならともかく、10キロ以上でどこまで違いを見せられるだろうか。実際、昨年も出雲駅伝2位から全日本大学駅伝5位と順位を落とした。ここも問題にしないようならいよいよ大学駅伝3冠が見えてくる。区間オーダーを見て吉倉をあえて3区に回すオーダーには違和感を覚えた。鈴木、新妻を当日変更で投入するとしても、誰か走れない主力がいるのかもしれない。
順天堂
昨年8位、出雲駅伝4位。箱根総合3位のメンバーが9人残る現チーム。川原は今季中の復帰は厳しそうだが、玉目は戻ってきた。出雲駅伝では4区、5区が苦しくなったが走力的にはある程度やむを得ないところで、4位は大健闘と言える。全日本大学駅伝では表彰台も視野に入ってくると思っていたが、主力が補欠に回りすぎている区間オーダーは疑問。玉目が復帰早々7区にエントリーされているのは無理があり、当日変更されない場合は苦しいだろう。
青学
昨年3位、出雲駅伝11位。例年通り主力の層は厚いが、ずば抜けたゲームチェンジャー黒田朝日や箱根駅伝3年連続8区区間賞の塩出が卒業。3年生世代は強いが、その中心を担うべき折田が不調、それ以外の学年も中々伸びてこず、1年生のリクルートも例年比では微妙で、戦力的にも厳しいところがある。出雲は過去5年で4位以下が3度、昨年は7位と苦手としていたが、今年は過去最低となる11位。前シーズンの箱根駅伝王者が出雲駅伝の関東勢最下位となるのは史上初であり、飯田、小河原の箱根経験者、初3大駅伝の黒田然、前川、出雲駅伝を1年時に経験した鳥井と全員凡走する内容で、全日本大学駅伝のシードすら危うい。10000m27分台の佐藤のほか、椙山ら主力も加わったものの、飯田、小河原は繋ぎ区間である5区と6区にエントリーされている時点で状態は万全ではなさそうで、折田は相変わらず起用できず、駅伝に合わせられたことのない鳥井がそのまま8区を走るようなら大いに不安。佐藤を3区か8区に当日変更で投入すると思われるが、どちらかの区間が穴になることは避けられない。
駒澤
昨年優勝、出雲駅伝7位。山川、佐藤、伊藤、帰山の4年生の穴は流石に大きく、新エース桑田は駅伝で外す姿が過去複数回見られたこともあり盤石の信頼は置けない。トラックシーズンで活躍した一部主力がエントリーされず、谷中が腰の違和感で欠場し当日変更となり、そこを埋めた植阪と池谷は苦しく、1区の1年生鈴木が区間賞獲得で好発進したことに応えられず。6区桑田も伸びきれなかった。事前の懸念材料がすべて的中した出雲駅伝の内容で、いくら相性の良い全日本大学駅伝かつ村上、菅谷の実績組が戻ってくるとはいえ巻き返しは至難の業だろう。谷中は今回も出走できないことが確定し、特に1区上岡や8区新谷はどう見ても他校に見劣りする。シード権すら危ういのでは。
創価
昨年7位、出雲駅伝9位。出雲駅伝では、一昨年はムチーニ欠場ながら4位、昨年は吉田響が卒業した穴をものともせず3位と安定していたが、5000m13分台ルーキーを全大学最多獲得した過去最高のスカウトにより期待された出雲駅伝では9位。小池は屈指のスピードエースだが、出雲駅伝6区では前半突っ込み過ぎて凡走。ルーキーたちの距離対応も含めて全日本大学駅伝への不安が残る内容だった。1区には誰が入っても物足りなく、3区から5区に1年生を3人並べるオーダーも不安。4区キクンビを外して7区にムチーニを入れ、4区は小池に任せると良さそうに思うがどうだろうか?
帝京
昨年6位、出雲駅伝6位。例年のとおり前チームで主力を担った4年生が多く卒業し、ゲームチェンジャー楠岡を起用する区間を除けば出雲駅伝のスピード感についていくのは戦力的に苦しいところがあり、さらに昨年アンカーを担った谷口が外れたにも関わらず、楠岡に加えて浅川、原も好走したのが大きく、6位に入る大健闘を見せた。谷口は今回復帰するが、いきなり7区にエントリーされており走るか否かは五分五分か。好調な原と浅川に挟まれているので思い切って起用するという手もあるが、松井あたりに当日変更するのが現実的か。いずれにせよ2区楠岡で出遅れを防ぎつつ、後半の長距離区間にも好調な主力を残す面白いオーダーだ。
日大
昨年10位、全日本大学駅伝予選1位、出雲駅伝8位。箱根駅伝10位となり久し振りにシード権を獲得し出場した出雲駅伝では、キプケメイが圧巻の区間新を記録し、首藤、長澤にも収穫があり、5区までは上位を賑わす大健闘。もっとも、6区に3大駅伝の経験のない橋本を起用し区間11位と失速。それでも創価、城西、青学を上回ったのは素晴らしかった。出雲でエントリーしなかった後藤、山口彰が繋ぐ3区4区が鍵。5区は当日変更しそうだが、いずれにせよ橋本は走らせずにエントリーを組めそうだ。
東海
昨年12位、全日本大学駅伝予選2位、箱根予選3位。
全日本大学駅伝予選で2位通過。中野、南坂、永本のトリプルエースは強力。箱根予選では8番手以降の選手が垂れ課題が残ったため箱根駅伝本戦は心配だが、8区間しかない全日本大学駅伝であればエース力が活かせそう。もっとも、箱根予選経由校すべてに言えることだが、箱根予選から中2週のダメージはやはり懸念される。檜垣は箱根予選でも万全から程遠い走りだったので当日変更で7区に中野か永本が入るだろうが、そうすると前半区間の出遅れは避けられない。
大東文化
昨年13位、全日本大学駅伝予選3位、箱根予選7位。最近は全日本駅伝予選以外は持ちタイム通りの力を発揮できていない。直近の箱根予選は昨年に続き下位通過。昨年の全日本本戦も苦しんでいる。また、箱根予選を見る限り近江と若林のルーキー2人はまだスタミナに課題がありそうで、エース棟方も精彩を欠いた。シード校と渡り合うのは厳しそうだ。棟方は今回繋ぎ区間にエントリーされており、調子は戻りきっていないようで、この時点で苦しい。7区藤原もどうしても他校より見劣りする。
神奈川
全日本大学駅伝予選4位、箱根予選8位。4月に10000mのベストを更新している選手も多い。今年の全日本大学駅伝予選では3組までミスなく進め留学生のいないチームながら4組も耐えて4位通過。久し振りに全日本大学駅伝に戻ってくる。エース上田は今年の箱根こそ欠場したが3年連続予選で好走し一安心。箱根6区で57分台の大岩、ハーフ61分台の花井も力通り走れた。箱根予選で外れていた期待の1年生北村、新妻がエントリーしており、ハーフの距離対応はともかく、全日本の距離なら勝負になると踏んで一点集中しているのであれば、思わぬ好走を見せるかも。
東洋
全日本大学駅伝予選5位、箱根予選1位。昨年18年ぶりに全日本出走を逃すと、箱根駅伝では14位で20年守ったシードを失ったが、今年の全日本大学駅伝予選は物足りなさも残ったものの5位通過。21年ぶりの箱根予選では2位に2分差をつける圧勝で1位通過。特に日本人1位の宮崎の走りは圧巻だった。5000m13分台で10000mでも早くも28分54秒を記録しているルーキー林も加わり、箱根予選の反動は懸念されるもののシード圏奪取も視野に入る。もっとも、出場した直近2大会で14位、13位と全日本大学駅伝を苦手にしていることは気になる。宮崎を当日変更で7区か8区に投入したいが、そうすると馬場か薄根のどちらかは走れなくなる。一部主力のコンディションに問題があるのかもしれない。
中央学院
昨年15位、全日本大学駅伝予選6位、箱根予選2位。箱根予選では珍しくほぼ完璧なエントリーができたが、三代田、稲見ら走るべき主力がブレーキ。全日本、箱根本戦に向けて不安が残った。箱根予選と全く同じメンバーで臨むため疲労の影響は大きいだろう。実際、昨年も箱根予選1位から全日本大学駅伝で関東勢最下位の15位となっており、箱根予選で全てを出し尽くして出涸らしになっていそう。
山梨学院
全日本大学駅伝予選7位、箱根予選6位。6年ぶりに全日本大学駅伝に戻ってくる。インカレハーフ4連覇、箱根予選個人2連覇のキピエゴは8区に配置され7区までシード圏内と1分半以内で繋げるようなら他校にとって恐ろしいだろう。箱根予選と全く同じメンバーで臨むため疲労の影響は大きいだろう。箱根予選で個人100位以内が4名しかいなかったため、出場校の中では力不足は否めない。
北海道鹿部町*伊藤選手の出身地
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