【mofuラボ】2026スプリンターズステークス予想!対抗はフリッカージャブ!本命は?

2026
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本記事は2026年9月27日(日)15:40〜(日本時間)行われる「ジョッキークラブゴールドカップ」予想になります!

競馬の予想は別記事↓にまとめているのでぜひ!

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スプリンターズステークス予想まとめ

高松宮記念連覇を果たし海外でも活躍したサトノレーヴが先日引退し、最後まで悲願のG1に届かなかった名牝ナムラクレアも高松宮記念を最後に引退したことで、日本スプリンター界の一時代が終わった。とはいえ、昨年の本レース1着、2着、今年の高松宮記念の2着から5着を占めたウインカーネリアン、ジューンブレア、レッドモンレーヴ、パンジャタワー、レイピア、ハイレベルなサマースプリント王者争いを繰り広げたピューロマジックとフリッカージャブ、阪神JFと桜花賞の2G1を制したスターアニス、安田記念2着のワールズエンドとメンバーは粒揃い。阪急杯を3馬身半差レコード勝ちのソンシが健在だったらなお良かったが、故障による引退が惜しまれる。
中山施行の過去10回では、1~3着馬延べ30頭中23頭を1~5枠が占めており、外寄りの6~8枠は苦戦を強いられている。もっとも、昨年は外枠決着となったし、今年は有力馬が外枠に固まった。また、この時期の中山は高速馬場傾向にあるから、余程の重馬場にならないと逃げ先行が有利と言えよう。実際、穴を開けがちなのは前走で目立たなかった逃げ先行馬。昨年のウインカーネリアンとジューンブレアのワンツーは記憶に新しいところだ。なお、前走海外で走った馬は本レースで馬券内に入ったことがなく、昨年のサトノレーヴとルガルですらこれを覆せなかった。また、セントウルSの施行コースが中京芝1200mだった年を含めても、近年は前走セントウルS組がやや期待を裏切りがち。4歳馬の好走例が数・割合とも最も多い。
純粋な力量の評価では、パンジャタワー、フリッカージャブの二強をワールズエンド、スターアニス、ウインカーネリアンが追う展開か。特にワールズエンドは追切がかなり好調に思われ、距離適性に疑問はあるものの要警戒。大穴にはルガル、ピューロマジックを挙げたい。今年も概ね現段階の国内スプリントのベスト16が順当に揃った。1番人気が最後に勝利したのは5年前。今年も手に汗握る混戦が見られそうだ。

本命

パンジャタワー
本命。1200mの新馬戦1着→1400mの京王杯2歳S1着で2戦2勝で迎えた朝日杯では、1400m以下しか使ったことがないことと父タワーオブロンドンという血統から危険な人気馬と評価。消し評価としたところ予想通り12着と惨敗。ファルコンS4着を挟んで迎えたNHKマイルカップでも同様に距離適性の問題から消しと評価したもののまさかの勝利。追切の好調さを軽視してはいけなかったと反省した。その後、古馬との初対戦かつG1勝利により古馬と変わらぬ斤量を背負わなければならなかった昨年のキーンランドCでは後に高松宮記念で再戦する各馬を上がり最速の末脚で下した。その後ゴールデンイーグル、4歳になって迎えた1351ターフスプリントと海外で2走し共に掲示板内とまずまずの成績を残した。高松宮記念では、サウジカップデーから中5週では回復しきれず、最内枠も極端すぎるとして穴評価にとどめたが、最後に脚が止まったとはいえ大健闘の4着。本質的にはスプリンターだが、続く安田記念でも5着に入った。前走キーンランドCではサウンドモリアーナに敗れたものの2着と前哨戦としては上々。サウンドモリアーナとの末脚の差は僅か0.1秒で差を詰められなかったが、G1でよりペースが上がれば逆転できそう。今年リーディング争いを繰り広げる鞍上松山がフリッカージャブでもなくスターアニスでもなく本馬を選んだ見る目を信じたい。追切内容も素晴らしかった。昨年ゴールデンイーグルに遠征していたこともあり、実は本レースへの参戦は初。

対抗

フリッカージャブ
対抗1。今最も勢いのある4歳馬。1勝クラスから3勝クラスまですべて逃げ切り勝ちし、かつ、下級条件から1200m1分7秒台の時計を連発して期待されていた。しかし、オーシャンSでは6着。重賞の壁にぶつかったかに見えた。しかし、鞍馬Sでは1分6秒4のレコード勝ち、前々走北九州記念でもハンデ57.5kgを背負いながら好スタートで逃げて1着、前走セントウルSでは逃げるピューロマジックを見ながら2番手追走し、最後の直線坂でピューロマジックを差して1着。再び1分6秒9の好時計をマークし、サマースプリントチャンピオンにはあと一歩及ばずも本レースの優先出走権を獲得した。ピューロマジック程ではないがサマースプリントを2戦使い目一杯のパフォーマンスを見せた疲れが懸念され、前走セントウルSで一応坂を克服したようには思われるもののピューロマジックも同じく坂が苦手な馬と見られていただけに、坂を克服したのではなく開幕週馬場で相当先行馬に有利なコンディションだっただけの可能性もある。総論で述べたとおり、セントウルSの施行コースが中京芝1200mだった年を含めても、近年は前走セントウルS組がやや期待を裏切りがち。掲示板外となったオーシャンSと同じ舞台である本レースを制して初めて坂の完全克服を宣言できるだろう。ここであっさり勝つようなら、向こう数年は本馬の天下が続く可能性もある。鞍上は松山から西村に乗り替わり。松山が本馬よりパンジャタワーを上位と判断した可能性がある。

ワールズエンド
対抗2。1400mの3勝クラスを3馬身半差で勝利してオープン入りするが、1番人気を背負ったスワンSで暴走気味に逃げて8着に沈むと、リゲルS2着。前々走京王杯SCで逃げ切り勝利を挙げ安田記念の優先出走権を獲得した。楽に先行する形に持ち込めれば強いが、1400mと1600mは求められる適性が異なり、前走京王杯SCは直結しないとして安田記念は消し評価としたが、大健闘の2着。もっとも、シックスペンスがまぐれで勝利した感のある安田記念をどう評価するかは難しいが…。
秋もマイル路線を歩むものと思っていたところ、始動戦にキャリア初の1200m戦となる本レースを選択。本馬はロードカナロア産駒であるためスプリンターとして覚醒する可能性も無くはないが、1200mのG1の流れについていけるかは疑問が残る。ただ、1週前追切では重馬場であるにも関わらず自己ベストを1.2秒も更新し相当好調な模様。もしかしたら本格化してきたかもしれない。安田記念に続いて波乱の立役者になってもおかしくない。

穴

スターアニス
穴1。1200mの新馬戦こそ5着に敗れるも、12kg絞った未勝利戦では2着タマモイカロスに7馬身差をつけて優勝。続く中京2歳Sでは1400mに距離が延びたが、1分19秒4の2歳レコード勝ちの1着キャンディードに僅かに及ばず2着も3着以下に7馬身差をつけた。阪神JF1着、桜花賞も1着となった。ドレフォン産駒で母エピセアロームは1200メートルの重賞を2勝しているスプリンターなので、ジョーメットヴィンやエンペラーズソードのようなスプリンターが完成形のようにも思われ、マイルですらギリギリの馬であるが、阪神JFと桜花賞での1ハロン延長はこなした。前走オークスでは距離不安が囁かれる中1番人気に推されたが案の定12着に大敗。本レースに直行することとなった。冒頭述べたとおり本馬の完成形はスプリンターと見ており、本レースを選択すること自体は妥当だが、過去に3歳牝馬が本レースを制した例は92年の桜花賞馬ニシノフラワー及び07年のアストンマーチャンしかない。前者は本レースが12月開催だった時代の話であり、2400mのレースでも好走歴があったように本馬よりも幅広い地力を見せていたし、後者は重馬場での逃げ切り勝利というやや特殊な事案であるから、やはり3歳牝馬の優勝には相当高い壁があると見るべき。また、デアヴェローチェ、ブラックチャリス、タマモイカロス、エイシンディード、ダイヤモンドノットら現3歳世代のスプリンターが軒並みサマースプリントで通用せず、本馬が3歳のマイル以下の路線では顕著な力を有していることを踏まえても世代レベルはやや不安である。2018年の本レース2着ラブカンプーや2021年の本レース覇者ピクシーナイトのように、本当に力がある3歳馬ならサマースプリントでも通用していたはずだ。

ウインカーネリアン
穴2。一昨年の高松宮記念は4着。8歳になった昨年もスプリント戦線では安定しており、京阪杯2着→シルクロードS3着→アルクオーツスプリント2着→キーンランドカップ5着ときて本レース1着。鞍上三浦に悲願のG1初勝利をプレゼントした。その後参戦した香港スプリントでは11着となったが、逃げて圧勝したカーインライジングに真っ向勝負を挑んだ結果で着順ほど印象は悪くない。9歳となった今年も現役を続行、アルクオーツスプリントに参戦を予定していたが、中東情勢を鑑み遠征を断念し高松宮記念に参戦。逃げ馬が多数参戦するためスプリンターズS同様の展開に持ち込むことは難しく、アルクオーツスプリントの方が得意な舞台のはずとして勝ち負けになることは基本的にないと予想したが3着に入った。事前に逃げ馬壊滅を予想し、ある程度想定通りの結果となった中で唯一前で粘った本馬の実力は相当のものがある。
前走はキーンランドC3着。苦手な洋芝でのこの結果は休み明けにしては悪くないし、昨年の様な前残りの展開なら浮上してくる。しかも、フリッカージャブが勝利するレースでは前残り展開になることが多く、フリッカージャブが本馬を引き連れてくる展開も十分想定される。
なお、9歳以上の馬によるJRA・平地GⅠ制覇は過去に例がない。
連覇を果たす確率はそこまで高くないとしても、必ず抑えておきたい1頭だ。

大穴

ルガル
大穴1。一昨年の本レース覇者。
昨年の本レースこそ12着に敗れたものの、その後も他馬より重い59kgを背負いながら京阪杯2着とすると、阪神Cではレコード勝ち。オーシャンSでも58kgを背負いながら3着に入るなど、6歳にして日本スプリント界のトッププレイヤーであり続けている。ただし、出遅れ癖がある。
前々走は過去2年参戦していた高松宮記念ではなくドバイの直線1200mG1アルクオーツスプリントに参戦。過去2度の香港遠征で結果が出ていないように海外遠征や洋芝への適性には疑問があるとして穴評価にとどめたが、1351ターフスプリントで1着2着となりアルクオーツスプリントでも有力視されていたリーフランナーとラザットに先着し2着と大健闘。リーフランナーもラザットも次戦を勝利しており、極めて内容の濃い2着だった。
アルクオーツスプリントで直線競馬への高い適性を示したことで前走QE2世ジュビリーSでも有力視したが8着に終わった。
本レースの実績があり、6歳にして力落ちは見られないし、2年前のように鉄砲実績もあるが、総論のとおり前走海外の馬が本レースで馬券内に入ったことがない。追切もやや休み明け感のある内容だった。

ピューロマジック
大穴2。逃げて残せるかは神のみぞ知る暴走娘。昨年のアルクオーツスプリントで5着となった際、逃げずに差す競馬をしており驚いたが、続くアイビスSDでも同様のレース運びでカルストンライトオの1000直レコードに並び勝利した。その後再び逃げ脚質に戻し、高松宮記念13着等低迷していたが、サマースプリントで始動すると復活。函館SS、アイビスSDを逃げ切って連勝、特にアイビスSDではカルストンライトオの1000直レコードを24年ぶりに更新した。続く前走セントウルSでは坂で止まると思われたがフリッカージャブに交わされただけで2着に粘り込み成長を見せた。ただ、フリッカージャブも同じく坂が苦手な馬と見られていただけに、坂を克服したのではなく開幕週馬場で相当先行馬に有利なコンディションだっただけの可能性もある。
坂のある本レースでは2年連続8着と力を発揮できていない。かつて陣営が夏のほうがよい馬と言っていたし、サマースプリントを3戦使っておりお釣りもどこまであるか疑問だ。総論で述べたおり、近年は前走セントウルS組がやや期待を裏切りがち。大外枠もさすがに極端か。

消し

レイピア
消し。葵S3着の後、オープン入りするとキーンランドC11着も、その後はみちのくS1着、京阪杯4着、シルクロードS2着、オーシャンS2着と古馬に交じっても安定して好走している。高松宮記念は5着と健闘し、その後も函館SS3着、CBC賞2着と安定している。しかし、オープンクラス以上で唯一勝利したみちのくSのメンバーレベルは低く、函館SSでは2週前追切で馬なりで自己ベストに近い時計を出す好調ぶりにも関わらず勝ちきれず、CBC賞では本馬より2.5kg斤量差があったとはいえフロムダスクに2馬身差つけられていることを踏まえると、やはり相変わらず善戦までという感じで、突き抜けたものがない。

ペアポルックス
消し。追切が良かったり前哨戦で結果を残したりしてG1を迎えるが惨敗するというのを三度繰り返しており、信用ならない1頭。昨年の高松宮記念は前走オーシャンSでレースレコードを記録したママコチャの2着で迎えたにも関わらず18着。大外枠だからといって負け過ぎ。昨年の本レースでは二週間前追切、一週前追切と好時計だったにも関わらず13着。その後京阪杯12着もオーシャンSでは溜める形から素晴らしいイン突きを見せ勝利。前半3ハロン32.0秒で大逃げしたピューロマジックに引っ張られたとはいえ、昨年のママコチャのレースレコードをさらに更新する1.07.0、上がり最速33.4を記録した。しかし、今年の高松宮記念も外枠の不利があったとはいえ10着。少しずつ着順を上げているが、G1では掲示板すら遠い。本来キーンランドCで始動したかったが夏負けにより使えなかったことも気になる。中山は得意ではあるが、今回もG1では通用しなさそうだ。

エーティーマクフィ
消し。戦績にムラがあるが、昨年の京阪杯は前半3ハロン32.7秒の超ハイペースで展開が向き一昨年のスプリンターズS覇者ルガルすらも差し切って勝利したように、ハイペースだと強さを発揮する。
逃げ馬が揃いハイペースが予想された高松宮記念ではかなり高く評価し、内枠を引いたことも相まって対抗の一角に推したが、予想通りのハイペース展開になったにも関わらず8着に終わり期待外れだった。条件があれだけ揃ってもG1で通用しなかったところを見ると今回も苦しそう。前々走函館SSでは上がり3位の末脚でピューロマジックの2着となり、函館との相性の良さを見せたが、前走キーンランドCはサウンドモリアーナ、パンジャタワー、ウインカーネリアンに次ぐ4着に終わった。

サウンドモリアーナ
消し。昇級初戦のハンデ戦モルガナイトSでは逃げるナナオを2番手から4番手で見ながら進め勝利。前々走北九州記念では、追切で栗東坂路自己ベストを記録するも6着。前走キーンランドCでは2番手で進めると前年覇者パンジャタワーに1馬身4分の1差で勝利し本レースの優先出走権を獲得。パンジャタワーとの上がりの差も僅か0.1秒であり、サトノレーヴがキーンランドCを制した時の時計も上回った。番手で先行して運べれば強さを発揮できる点で得意な形もハッキリしており、一気にスプリント界の頂点に立つ可能性も。懸念点としては前走は武豊の騎乗が上手かった側面があり、その武豊が本馬を選択せず吉田隼に乗り替わること、モルガナイトSの結果からは、斤量を鑑みれば2着レッドアヴァンティや3着ジョーメットウィンと然程力の差はないように思われ、かつ彼らはいずれも重賞では通用しないオープンクラスの番人の馬に過ぎないこと。

ジューンブレア
消し。昨年の2着馬。昨年は連勝で3勝クラスを制しオープン入りすると、函館SSはハナ差の2着、3着以下には2馬身差をつけた。続くCBC賞でも2着。昨年の本レースでも外枠にも関わらず逃げて2着に入った。しかし、熱発で香港スプリントを回避すると、前々走阪神Cでは11着に敗れた。芝1200mでは7戦4勝2着3回の安定感なので、1400m戦の阪神C自体は度外視してよい(実際、過去にはフィリーズレビュー14着になったこともある)が、重賞で勝ちきれていないのもまた事実であり評価が難しい馬。前走高松宮記念では、逃げ馬が揃ったことで先行争いが激しくなり本馬を含めた逃げ馬が壊滅することになると予想したところ案の定17着に沈んだ。その後音沙汰なく本レースに直行することとなった。昨年はコンスタントにレースに出られていたことを考えると、意図した直行なのかは疑問もあり、調整が上手く行っていない可能性がある。5歳でありまだ老け込む年齢ではないはずだが、昨年同様のパフォーマンスを見せられるかは疑問だ。鞍上はギリギリまで未定だったが、シンエンペラーがジョーハーシュターフクラシックに出走しないことにより坂井が騎乗できるように。もっとも、坂井はベルモントパークでフォーエバーヤングに騎乗した後、金沢で白山大賞典、浦和でオーバルスプリントに騎乗したため本馬とはほぼぶっつけ本番でコンビを組むことになる。長らく武豊が乗ってきた馬だけにコンビネーションにも不安が残る。

レッドモンレーヴ
消し。元々1400mでは強いがG1マイルでは通用しない馬であり、さらに、過去3年安田記念6着、11着、15着と年々成績が下がっており、その後もスワンS9着、オーロC2着、東京新聞杯8着とかつての輝きが失われた状態で前々走高松宮記念に参戦。かつてオーシャンSを使って7着となったときに後方15番手でレースを進めて上がり最速の32.3秒の上がりを見せたが届かなかったことと併せて場違い評価としたが、逃げ馬が多かったことでレコード決着となった展開がハマり後方から2着に入った。
秋はセントウルSから始動したが、大出遅れでポツンと最後方に置かれる形となり、最下位16着となった(なお、上がり最速)。元々出遅れなくてもスプリントでは余程展開が向かないと厳しいし、前走であんな姿を見せられると出遅れリスクも含めて怖くて推せない。展開次第では馬券内はあるかもしれないが。なお、総論で述べたとおり近年は前走セントウルS組がやや期待を裏切りがち。

ママコチャ
消し。暖かい季節&良馬場のほうが走る3年前の本レース覇者。その後ここ2年の本レースは4着、6着。高松宮記念ではここ3年8着、3着、9着。7歳になり流石に衰えとズブさは隠せない部分もあり、そのこともあってか昨年末から並行してダートも走っている。JBCスプリントで初ダートを試すと、見事2着に入ったが、その後は東京スプリント、さきたま杯と振るわない。前走は芝に戻しセントウルS3着。もっとも、内枠をロスなく回れた利も大きく、追切を見る限りここにピークを合わせていた感もあり、本レースでどこまでお釣りがあるか。総論で述べたとおり、近年は前走セントウルS組がやや期待を裏切りがち。武豊はキーンランドCでパンジャタワーを破り本レースの優先出走権を獲得したサウンドモリアーナや昨年の2着馬ジューンブレアを選ばず本馬への継続騎乗を選んだが、本馬に余程手応えがあるのかそれとも上記2頭が案外なのかも気になる。

アイサンサン
消し。キズナ産駒なので血統的には距離は持ちそうに思えるものの、距離を延ばしたオークスとローズSで共に惨敗し、以降は一貫してマイル以下の距離を使われている。3勝クラス突破に3戦を要したが、オープン入り初戦となる前々走愛知杯では12番人気ながら大外から内に潜る好騎乗で逃げ切って優勝した。3勝クラス突破時と愛知杯は逃げて良いパフォーマンスを見せたが、共に1400mのレースであるし、距離延長したときに再現性のある内容ではないと見ていたところ、前走ヴィクトリアマイルではゲートでバランスを崩しそもそも逃げることができずに13着に敗れた。その後は中京記念を予定していたが回避、このままマイル路線を歩むのかと思いきや本レースに登録してきた。たしかに、本馬は6月に開催されるキングチャールズ3世ステークス(英G1、芝直線1000m)に登録していたので(実際には遠征せず)、1200mを使う発想があってもおかしくはないのだが、1200mはキャリア初である。いずれにしても逃げる形に持ち込めなければ苦しいだろう。追切を見る限り、中京記念回避の影響は無さそうだ。

場違い

ブラックチャリス
場違い。函館1200m新馬戦で2歳コースレコードを記録すると、函館2歳S2着、距離延長したファンタジーSでは4着も着差は僅かだった。戦績的にスプリンターと思われたが年明けのフェアリーSで優勝、マイル対応に一定の目処をつけたが、鞍上津村いわくマイルはギリギリとのことであり、実際桜花賞では15着と大敗した。その後はスプリント路線に舵を切り、青函S1着、UHB賞6着。もっとも、いずれもオープンクラスのレースであり、重賞とはレベルが異なる。青函Sでは上がり最速で追い込んできた2着ナムラクララをハナ差退けているが、57.5kgの斤量を背負った3着アメリカンステージとは4.5kgの斤量差がありながらタイム差なし。また、UHB賞では逃げて沈み勝ち馬ナムラクララに2馬身差以上の差をつけられた。しかも、そのナムラクララはキーンランドC13着と直近の重賞で通用せず。3歳馬の勝利のハードルが高いこと、現3歳世代のスプリンターのレベルも低いことは、スターアニスの項で述べたとおり。

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