【mofuラボ】2026年WBC各国戦力分析プールC:前回優勝日本、プレミア12覇者台湾他

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本記事は、プールC(日本、オーストラリア、韓国、チェコ、台湾)の日程と戦力分析になります

2026/2/27時点での分析になります

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プールC(日本、オーストラリア、韓国、チェコ、台湾)日程

追記中

プールC各国戦力分析

評価は上から順にA、B、C

日本 総合評価A

  • 攻撃A
  • 投手A
  • 守備A
  • 調整力A

日本総評

前回の優勝国であり連覇&史上最多の4度目の頂点に挑む。概ね現時点のトップメンバーを招集できており総合力は高いが、米国が前回以上に盤石な布陣を組んだことに加えて日本の選手選考に疑問があり、優勝は厳しいと考える。近年のNPBの平均球速の大幅な向上をはじめ日本人投手は今やMLBクラスと言えるが、佐々木、今井、千賀、今永を招集できなかったからといって球威の衰えが隠せない菅野を招集したのは疑問。前回大会でも直球が150km超か否かで大きく被打率が変わっていることからも招集してはいけなかった。

リリーフに関しても松山、杉山、西口を招集できなかったのは痛く、石井、平良、松井の離脱と一流リリーフが枯渇している。

野手では源田の選出に大いに疑問がある。発表時期からして恐らく正遊撃手を任せるつもりだろうが、他国から見れば穴である。米国は25歳で全盛期を迎えたウィットを遊撃に据えるのに、衰えが見えるベテランにかつての幻影をみるような選考は頂けない。入団以来毎年100安打以上を記録してきたが昨季は初めて100安打に届かず.209でops5割台半ば。守備面でも衰えが目立つ。現在のNPBNo.1遊撃は泉口と考える。泉口を主に山縣や友杉を守備のスペシャリストとして添える布陣が理想的だが、誰も招集しなかった時点で大きな戦力ダウンは免れない。小園は内野の控えだろうが、打撃は良いものの守備は二塁三塁はともかく遊撃の守備指標が悪く、遊撃は源田と心中ということになりそうだ。

なお、前回大会も指摘したが外野、特にセンター守備を軽視するのは如何なものか。周東は慢性的に負傷を抱えており、森下センターというオプションはあるとしても緊急時に限定するべきだ。牧原がスーパーサブ的働きをするのかもしれないが、岡林、五十幡、中村奨成あたりから一人招集しておいたほうが良かっただろう。最後の一枠が守備に期待できない吉田なのは解せない。

オーストラリア 総合評価B

  • 攻撃B
  • 投手C
  • 守備B
  • 調整力B

オーストラリア 総評

投手陣はMLBデビューを果たしたオローリンやKBOで昨季代替選手としてまずまずの成績を残し今季の契約を勝ち取ったウェルズの左腕2人がエース格となる。KBOで2年連続2桁勝利経験のあるベテランのソーポルト、2023WBC代表や日本との親善試合でもおなじみのニューンボーン、かつて栃木ゴールデンブレーブスで26回3分の1を無失点と無双したケネディらは覚えている人も多いだろう。

野手は、昨季自己最多90試合に出場したミードや2024MLB全米1位指名のセカンド、バザーナが中心。昨年オリックスの育成選手だったデールは、アジア枠でKBOの契約を勝ち取って今大会を迎える。前回に引き続き髙橋宏斗からホームランを放ったこともあり、2023WBCでも活躍したアレックスホール、遊撃のウェイド、39歳のベテランケネリー、大谷とエンゼルスで同僚だったホワイトフィールドらがいる。確実性は低いがパワーヒッターが多いので、一発だけには注意したい。

チェコ 総合評価C

  • 攻撃B
  • 投手C
  • 守備C
  • 調整力A

チェコ 総評

2025年の欧州選手権3位となり着実に地力をつけているチーム。前回大会予選ではとりあえずフルスイングでホームランを打ちまくっており、一試合4本塁打打った試合もあった反面三振率が明らかに高く、打線のつながりには欠ける。元巨人フルプや前回大会の中国戦の逆転3ランで今大会の予選免除の立役者となったムジークは日本でも知名度が高い。前回大会に引き続きショートのメンシクとキャッチャーのセルベンカの打撃には特に注目したい。

投手陣では、侍ジャパンとの練習試合で4回無失点の好投を見せたセナイが招集できなかったものの、昨年オイシックスでプレーしたパディシャークが故障から復活できれば150kmを超す速球を武器に軸になりそうだ。バンク、べチェルカらの若手プロスペクトにも注目したい。元アスレチックスのベテラン、ソガードが居ないチームで精神的支柱になりそうなのが40歳のベテラン、シュナイダー。投手、遊撃手、消防士の3ポジションを起用にこなし、グラウンドの内外で火消しに余念がない。

韓国 総合評価韓国B

  • 攻撃A
  • 投手C
  • 守備B
  • 調整力C

韓国 総評

韓国系米国人を3人招集したが、ジョーンズとウィットコムはMLBに定着しきれているとは言い難く、ダニングは全盛期を過ぎており、あまり大きなプラスにはならないだろう。何よりも昨年MLB自己最多となる42試合に救援登板し最速162キロのシンカーを武器に3勝1敗、防御率2・06の好成績をマークしたオブライエンが辞退したことが痛い。投手陣にはコ・ウソク、コ・ヨンピョらお馴染みのメンバーも居るが前者はMLBで全く通用せず後者は変則派だが日本に通用した試しがない。クァクビンについても日本代表は過去に攻略経験がある。ウォンテインも負傷離脱してしまった。ヤン・ヒョンジンがまだ代表入りしていることからもわかる通り層が薄い。昨季のKBOでは17勝1敗252奪三振防御率1.89で無双したポンセを筆頭に相変わらず外国人先発が席巻しており、韓国人先発で最も防御率が良かったのはイムチャンギュであり、3年連続5回目の二桁勝利を挙げる好左腕であるが、招集されなかった。

また、球速がすべてではないといえど、折角2025年オフの日本との親善試合では出力高めの投手を多く試していたのに結局実績あるベテランかつ出力が低めの投手が多い構成になったことはやや残念。max161km右腕ムン・ドンジュは肩の故障とのことでやむを得ないが。野手陣は前回大会屈指の二遊間と評価したエドマン及びキム・ハソンが共に辞退し大幅な戦力ダウンは免れない。今オフMLB移籍した三塁レギュラー候補のソン・ソンムンも負傷辞退し内野はかなり薄くなった。前回大会後MLBに移籍しまずまずの成績を残した外野手イ・ジョンフに加えてアンヒョンミンに注目したい。昨年は兵役明けながらKBO2位の打率.334、22本塁打を放ち、オフの親善試合で大勢から本塁打を放った。ムンヒョンビンも含め外野の層は厚いが、他方で昨年のKBOは、メキシカンリーグから来韓したディアスが打率.314、50本塁打、158打点を残せたレベルであること、3割打者が20人以上いた一昨年ほどではないとしても昨年も13人の3割打者がいたことは考慮に入れる必要がある。相変わらず一定レベルの長打力は持ち合わせている野手が多く、一発攻勢には注意すべし。C組は日台の2強であり、韓国はナイターの日本戦の翌日にデーゲームで台湾戦に臨むことも含めて苦しい。4大会連続1次リーグ敗退の憂き目に遭うと予想する。

台湾 総合評価A

  • 攻撃A
  • 投手A
  • 守備B
  • 調整力A

台湾 総評

2023WBCは2勝2敗も失点率で敗退したうえ予選に回り、ニカラグアに大敗する等苦戦しつつも本戦に勝ち上がった。他方で2024年プレミア12では日本を破り優勝したことは記憶に新しい。投手陣はNPBで頭角を現しつつある古林や孫、ソフトバンクに加入する徐、パイレーツ傘下の陳、プレミア12で好投を見せた左腕林昱珉ら海外勢の若手有望株をかなり揃えた。強いて言うならジャイアンツの鄧を招集できなかったことは残念。

リリーフには2023WBC、2024プレミア12に続き招集の元ロッテ陳冠宇、元オリックス・西武の158㎞リリーバー張奕が控えるが、こちらも黄子鵬の辞退は痛いだろう。

野手は長打力のある捕手ジリジラオ、中信兄弟が誇る若きCPBLNo.1遊撃手江坤宇、西武に移籍の林安可、2024年プレミア12での活躍も記憶に新しい陳傑憲、CPBL3年連続盗塁王の陳晨威ら2023WBC、2024プレミア12のレギュラーメンバーに加えて昨年CPBL首位打者の元西武呉念庭も擁しタレント揃い。さらに台湾にルーツを持つ選手としてMLB通算18発のスチュアート・フェアチャイルドや昨季カブス傘下3Aで140試合に出場し、打率・305、20本塁打を記録するなど成長著しい若手有望株ジョナサン・ロングも招集できトータルでは前回大会以上の陣容である。ただし、張育成は流石に全盛期を過ぎた感はあるし、代表常連の林立の辞退も痛い。強さと脆さの同居するチームだが、韓国を上回る可能性は十分にある。

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