【mofuラボ】2026菊花賞予想!本命はロブチェン!対抗は?

2026
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2026年10月15日に開催される菊花賞の予想記事になります!

その他の予想は以下にまとめています!↓

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総括

昨年ホープフルSを制し、今年は皐月賞、ダービーを制したロブチェンのクラシック3冠なるかに焦点が集まる。皐月賞とダービーでは2着以下の着順が大きく入れ替わり、菊花賞トライアルでもロブチェン以外の春の実績組は不振。他方で展開を問わず自在に勝利するロブチェンの強さが際立つ。普通に考えればロブチェンの3冠の可能性は高い。
ロブチェンを除けば、皐月賞掲示板内からはアスクエジンバラ、ダービー掲示板内からはバステールとゴーイントゥスカイのみが参戦するが、いずれも前哨戦で馬券外と振るわず。
対抗の選定は悩ましいが、距離の延びるダービー戦線で浮上したコントレイル産駒で、京都での良績もあるコンジェスタスに期待したい。ダノンヒストリーの近2走のパフォーマンスは派手だが、後述のとおり前走が2200mを超える条件戦の馬は過去10年馬券内が無いことをどう見るか。その他、コントレイル産駒のゴーイントゥスカイとマジョレルブルーも押さえておきたい。大穴候補としてはアウダーシアやサノノグレーターがやや不気味だが、おそらく後者は距離が持たないだろう。
一昨年は両トライアルで春の実績組が上位を占め、昨年はセントライト記念ではいわゆる上がり馬が権利を獲得したのに対し神戸新聞杯は春の実績組が上位を占めたが、今年は春の実績組が軒並み不振で新星が多く現れた。
条件戦経由組では、3勝クラス日本海Sを勝利して参戦する馬が3年連続掲示板内に入っているが、今年日本海Sに参戦したチャリングクロスは7着と惨敗。もっとも、例年2勝クラス突破馬から馬券に絡んでくる馬がいる(例:一昨年のアドマイヤテラ)ため要注意。他方で1勝クラスを勝っただけの馬は苦しいが、今年は不在。もっとも、前走が2200mを超える条件戦の馬は過去10年馬券内なし。また、本レースまでに9戦以上を使った馬が好走する例もない。
血統面では、レイデオロ産駒がデビュー以来2年連続で本レース3着に入っていることに注目。今年はショウナンハヤナミが該当する。
近年の勝ち馬は2枠、7枠からが多いため、内外というよりは極端すぎる枠が良くないか。一昨年、昨年のレースを見る限り、京都競馬場リニューアル後は外枠有利になったように思われる。
例年場違い評価を多く出す本レースだが(一昨年8、昨年6)、今年も5頭を場違いと評価した。

本命

ロブチェン
本命。2020年コントレイル以来6年ぶり史上9頭目のクラシック3冠制覇、親子3代での菊花賞制覇の大記録がかかる。
新馬戦勝ちの1戦1勝馬で迎えたホープフルSでは、新馬戦で重馬場の2000m新馬戦を逃げて上がり最速の35.4秒で3馬身差快勝していたことから、内枠を引いた逃げ先行馬として大穴評価していたところ、まさかの中団からの差し戦法に切り替えて1着。その後共同通信杯では追切で自己ベストを更新し終いも良かったが、上がり2位タイの33.4秒を使いながら逃げるリアライズシリウスを捉えきれず3着。ベレシートにも敗れた。皐月賞に向けた追切では自己ベストを2.4秒更新する驚異的な内容で、レースではスタートが良かったことからそのまま逃げ切って優勝した。前々走ダービーでは、最終追切で皐月賞より2秒近く良い時計を出し、マスカレードボールですら勝利できなかった8枠17番を引いたにも関わらず上がり3位タイの33.2秒の末脚で差し切った。前走神戸新聞杯では前半1000m61.9秒のスロー展開で前有利の中差し切った。着差は僅かで上がりも傑出したものでは無かったが、大外を回した故に上がりを要した側面もあり、数値以上の強さを見せたと言えよう。脚質も自在で、重馬場も高速決着も不問の馬であり、父ワールドプレミアも本レースを制していることから距離も問題なさそう。仮に父ほどの長距離適性がないとしても、今年の天皇賞春のクロワデュノールのように地力だけで最後まで押し切れる筈だ。21世紀でクラシック3冠を達成したディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルはいずれも菊花賞トライアルを制しており、本馬も神戸新聞杯を制している。追切でも自己ベストに近い時計を記録しており好調。
いずれにせよ、故障や落馬でも無い限り本馬が3冠を逃す姿は想像が付かない。2023年に牝馬3冠を達成したリバティアイランドの秋華賞前と同レベルの確信を持って、本馬の3冠達成を予告したい。

対抗

コンジェスタス
対抗1。前半58.7秒の速い流れから上がり最速35.3秒を記録し、2分9秒9と2200m開催時の過去2番目の時計を記録して無敗で京都新聞杯を制すも、前々走ダービーでは対抗に推したものの9着に敗れた。坂を苦にしたわけでもなく、着差もあまりつかず、直線で詰まったことが主要な敗因であり、着順ほどの悪印象は持たなかった。もっとも、前走神戸新聞杯でも6着に敗れたことは懸念される。馬体重はもう少し絞った方がよいだろう。2000m迄のレースで結果の出なかったコントレイル産駒は、本馬と後述のゴーイントゥスカイの2頭が2000mを超えるG2を勝利。距離が延びるほど良さそうで、京都新聞杯での京都実績もある。新馬戦では弥生賞覇者でダービー3着のバステールにも勝利しており、地力はある筈。追切がパッとしないこと、内枠を引いたことは気になるものの、ダービーに引き続き対抗評価としたい。

ダノンヒストリー
対抗2。新馬戦は東京1800mを1分46秒8の好時計で逃げ切りアウダーシアらに勝利も東スポ杯2歳Sでは1番人気を裏切る7着。昨年のアルレッキーノや今年のチュウワカーネギーの例を踏まえると逃げて大勝した後沈んだ馬の立て直しは困難を極めるが、ホープフルS、皐月賞、ダービーを目指さず2600mの1勝クラス、2勝クラスを連勝し立て直した。前々走1勝クラスでは2着を2.3秒も離す大差勝ち、前走2勝クラス阿寒湖特別では2着を8馬身離した。鞍上にも現在本レース3連覇中のルメールを確保し、上がり馬ながら人気を集めるだろう。もっとも、総論のとおり前走が2200mを超える条件戦の馬は過去10年馬券内なし。さらに、追切もイマイチだ。近2走のパフォーマンスと鞍上、ロブチェンを見ながら進められる枠に魅力を感じるものの、対抗評価までにとどめることとする。

穴

ゴーイントゥスカイ
穴1。新馬戦は上がり3位の末脚34.3秒で勝利するも、京都2歳S3着、きさらぎ賞6着と上がり3位以内の末脚を使いながらもスロー展開からのヨーイドンの末脚比べでは位置取りの差で前に届かず。皐月賞の出走権には届かなかった。青葉賞では武豊に乗り替わるとラスト3ハロンを加速ラップの上がり3位の末脚33.4秒で2分23秒0のレコードタイ。コントレイル産駒初の重賞制覇となった。コントレイル産駒は前述のコンジェスタス含め距離が延びると良いようで、ダービーでも上がり最速32.8秒を記録し4着。前走セントライト記念では追切で自己ベストに近い時計を記録し調子が良さそうであったが、前半1000m62.5秒の超スロー展開は追込馬である本馬には苦しかったのか、後方3番手から上がり最速を記録しながらも6着に敗れた。東京コースでこその馬であり、本レースの舞台である京都競馬場は向かないような気もするため、勝利には至らないだろうが、末脚で馬券内に食い込むことは十二分にありうる。ロブチェンをマークしやすい枠を引いたのは好材料。

マジョレルブルー
穴2。未勝利突破までに4戦を要したが、5月に2400mの未勝利戦を勝利すると、続く2400mの1勝クラスも勝利、前走2000mの2勝クラス能勢特別も勝利と3連勝中。近3走34秒台前半の堅実な上がりを使えているものの、上がり、着差、相手関係とも特筆すべき要素はない。強いて言うなら未勝利戦で後の神戸新聞杯3着シートゥサミットに勝利してはいるが…。しかし、一昨年のアドマイヤテラもこのような何とも言えない2勝クラス突破組だったが本レース3着に食い込み、先日の凱旋門賞こそ残念ではあったものの、古馬になってからの活躍は周知のとおりである。コンジェスタス、ゴーイントゥスカイ同様本馬もコントレイル産駒で、距離が延びて良さそう。飛躍の目はあるのではないか。鞍上戸崎が継続騎乗できているのも好材料。追切でも自己ベスト同等の時計を記録しており外枠を引いたのも追い風だ。

大穴

アウダーシア
大穴。新馬戦は上がり1位も出遅れが響き2着。続く未勝利戦は出遅れたゴバドに敗れ2着と完敗だった。続く未勝利戦で先行し上がり32.8秒の末脚を繰り出してようやく勝ち上がると、スプリングSでは上がり1位の34.0秒の末脚でホープフルS3着、後の皐月賞4着のアスクエジンバラを破り1着。2002年のタニノギムレットのレコードを0.9秒も上回る好時計だった。しかし、前々走ダービーでは追切の調子が上がってこないように見受けられ、11着に敗れた。前走セントライト記念では追切でブラウンラチェット及びフィーリウスに遅れ再び状態が懸念されたが、外を回しながらも上がり最速タイ34.0秒を記録し3着となった。本レースに向けての1週前追切ではマスカレードボールに食らいつき上昇気配。内枠を引いてしまったことも含めG1レベルで勝ち切れるかは疑問だが、馬券内は現実的な目標にできそうだ。

消し

バステール
消し。新馬戦は上がり33.2秒を使いながらもコンジェスタスの2着に敗れたが、未勝利戦では上がり3位で勝ち上がると、追切で自己ベストを記録し好調で迎えた弥生賞では内枠有利な状況で8枠であったにも関わらず後方2番目から上がり最速34.9秒の末脚で1着となった。皐月賞では再び8枠それも大外枠となり、終始後方でレースを進め、上がり2位タイの33.6秒の末脚を見せながらも11着に終わった。
前々走ダービーでは枠に恵まれたこと、弥生賞、皐月賞のように終始後方で進めるのではなく捲って前に付ける積極的騎乗で3着。
前走セントライト記念では、3頭併せで遅れ仕上がりが悪かったうえ、皐月賞同様終始後方を推移して13着と惨敗。
皐月賞後に鞍上川田が幼さが残り乗り難しいとのコメントを残しており、本レース前も陣営が折り合いの難しさに言及しているように後方から大味な競馬をするしかないが、この不器用さと戦績は昨年の本レース2着エリキングを彷彿とさせる面もある。もっとも、昨年のエリキングは神戸新聞杯1着と前哨戦でも結果を残しており、いくら仕上がり途上にしても13着は負け過ぎ。タイトルホルダーがセントライト記念13着から本レースを制した前例はあるが、同馬は逃げ馬であり、その性質上敗れる時は大敗しやすく、本馬の惨敗と同視することはできない。前走より着順を向上させることはできそうだし、ダービーの再現もあるかもしれないが、頭までは難しいだろう。なお、「長距離の川田(悪い意味)」とよく言われるが、例に漏れず川田は過去に本レースで勝利がない(昨年のエリキングでようやく初連対を果たした)うえに、今年不調である。

アスクエジンバラ
消し。マイルの新馬戦を4着に敗れると、1800mの未勝利戦とコスモス賞を連勝。その後サウジアラビアRC7着、京都2歳S2着、ホープフルSでは終始外を回す展開となってしまったものの3着で強さを見せ、スプリングSは上がり3位の34.3秒を記録し2着。皐月賞は4着。前々走ダービーでは10着に敗れたが、前走セントライト記念では2番手先行から4着に残し一定の復権を見せた。中距離戦に限れば安定しているため一定の評価はできるが、皐月賞も前走も先行有利な展開で残したもので、安定感はあるもののどうしても終いのキレに欠けるところは否めない。また、ダービー及びセントライト記念を見る限り、2000mを超えたら超えたでパフォーマンスが落ちるようで、長距離適性は無さそう。
追切は好調だが、前走でも追切で好時計を記録し加速も抜群だったにも関わらず4着だったため、本馬の能力の限界が見えているように思われる。
また、本馬は既に10戦している。総論で述べたとおり、本レースまでに9戦以上を使った馬が好走する例はない。

ラージアンサンブル
消し。新馬戦はダートで7着、芝に転向しても未勝利戦4着と振るわなかったが、続く中山の未勝利戦で5馬身差をつけて勝ち上がる。若駒Sでは上位4頭まで僅差だった中6着に敗れ、すみれSで上がり最速34.5秒を記録し1着となった。一見中山未勝利戦の内容が良いように見えるが、全体時計は2分3秒、上がり最速とはいえ36秒近くを要しているようにレースレベルが極めて低かった。若駒S、すみれSについても勝ち時計が遅く、時計はレース展開次第である以上時計だけで能力を測ることは出来ないが、悪い時計が3つもあれば偶然とは言えず、中距離戦線でトップを争う地力はない。
加えて追切内容もイマイチだったため皐月賞では場違い評価としたが8着と想定以上の健闘。その後骨折し、休み明けの前走セントライト記念は7着も、仕掛けが早すぎたもので叩き2戦目で良化も期待できる。皐月賞前に陣営は長距離向きの遺伝子で本レースを目指したいと述べており、おそらくはミオスタチン型がTTとの結果を把握しているものと思われる。馬券内までは厳しいとしても健闘はするだろう。

サノノグレーター
消し。新馬戦は万全とは言えない状態ながら上がり2位に1.2秒差をつける33.9秒の末脚で勝ち上がると、新潟2歳S6着となるも、2000mに距離延長した葉牡丹賞で1.58.9の2歳JRAレコードを記録し3馬身差快勝。しかし、共同通信杯では追切自己ベストを記録しながら6着、スプリングSでは直線不利を受けながら上がり2位の34.2秒を記録し、1着から0.2秒差の5着となった。皐月賞では9着。前々走ラジオNIKKEI賞で1分45秒2のコースレコードを記録、上がり1位の34.0秒を記録し勝利。56kgのハンデを背負いながら勝利し改めて本馬の能力の最大値が高いことを示した。しかし、前走セントライト記念は前半1000m62.5秒の超スロー展開が堪えたのか11着。
葉牡丹賞やラジオNIKKEI賞のように高速馬場でのスピード勝負ではこの世代屈指の力を有するが、位置取りに難があり、前が止まらない展開は苦しく、戦績に安定感がない。また、本馬はマイル中心の1800m以下に良績が集中するグレーターロンドンの産駒であり、母父ジャングルポケットは菊花賞4着、春天2着であるとはいえ、血統的にも長距離適性に疑問がある。古くはフィエールマンが本レースを制し、昨年はエキサイトバイオが3着となったようにラジオNIKKEI賞覇者は本レースの人気の盲点になりがちではあるし、追切でも自己ベストを更新し終いの加速もよいため不気味ではあるが、基本的には来ないと考える。

ジャスティンシカゴ
消し。2歳時は札幌2歳S12着、1勝クラスでもサノノグレーター、ファムクラジューズに敗れ、プリンシパルSでもメイショウハチコウに敗れ2着、前々走で1勝クラスを逃げ切り勝ちすると、前走セントライト記念では12番人気の人気薄ながら、3番手追走から勝利。先行有利のスローな流れであったことは割り引く必要はあるものの、戦前時点では重賞レベルとは思いもよらなかっただけに大きな成長を見せた。馬体的にもいかにも長距離タイプで鞍上の原優介騎手とは3戦して2勝、2着1回と相性は抜群。もっとも、過去に本馬が敗れた馬のうちサノノグレーターはともかく、メイショウハチコウやファムクラジューズは重賞レベルで通用していない馬。前走が出来過ぎだった感は否めず、優先出走権が必須な立場だったためメイチで仕上げていたはず。お釣りは残っていなさそうだ。

ショウナンハヤナミ
消し。新馬戦と若駒Sを連勝するも骨折して皐月賞、ダービーに参戦できず。8カ月ぶりの復帰戦となった前走神戸新聞杯10着。
若駒S2着アクロフェイズは後にスプリングS3着、皐月賞16着。4着ラディアントスターは後に京都新聞杯3着、セントライト記念12着。6着ラージアンサンブルは後にすみれS6着、皐月賞8着、セントライト記念7着と一定のメンバーは揃ったものの世代最上位レベルとは言えず、しかも前半神戸新聞杯はブービー。休み明け感があり、鞍上も距離が延びれば延びるほど良いとコメントしたことを額面通り受け取るとしてもなお地力が足りないだろう。もっとも、本馬はレイデオロ産駒であり、総論のとおりレイデオロ産駒がデビュー以来2年連続で本レース3着に入っていることに注目したい。意外な底力を見せてくる可能性はある。

エムズビギン
消し。新馬戦ではテルヒコウに2馬身半差の完敗で2着、続く未勝利戦では2馬身半差をつけて勝ち上がると、きさらぎ賞では上がり33.5秒を記録しゾロアストロとアタマ差2着。3着には後にフローラS1着、オークス3着のラフターラインズが入った。京都新聞杯では2番人気を背負いベレシートと共に注目されたが、終始後方でレースが終わり7着と勝負にならず。速いペースでは追走できないことが発覚した。ダービーではテン乗りのゴンサルベスが鞍上、かつ大外枠という厳しい条件もあったとはいえ14着。前走神戸新聞杯では最後方追走から上がり2位の33.6秒の末脚を繰り出すも5着まで。
本レースで追走ペースが緩やかになりそうなことはプラスであるものの、父キタサンブラック母父ガリレオという如何にもスタミナが有りそうな血統であるにも関わらず、ダービーの際もゴンサルベスが距離が長過ぎたとコメントし、神戸新聞杯の際も武豊が最後は苦しくなったとコメントしているため、3000mに対応できるかは甚だ疑問である。ただ、鞍上にリーディング争いを繰り広げる岩田望を迎えたことはプラス。

場違い

キンググローリー
場違い。未勝利突破に7戦を要するも、逃げ先行するようになってから、未勝利戦と1勝クラスひめさゆり賞を連勝。ひめさゆり賞の時計1分57秒8、上がり2位タイの34.8秒、3馬身差という着差は一定の評価ができるものだった。しかし、京都新聞杯では2番手先行から沈み13着、ラジオNIKKEI賞では先行できず13着。前々走の2600m2勝クラスはハナ差2着、前走2500mの2勝クラスは逃げ切って1着。京都新聞杯やラジオNIKKEI賞を見る限り重賞レベルでは思うように先行できなかったり、先行しても最後まで持たない。
総論のとおり前走が2200mを超える条件戦の馬は過去10年馬券内がない。さらに、本馬は既に12戦している。総論で述べたとおり、本レースまでに9戦以上を使った馬が好走する例はない。

チャリングクロス
場違い。クロワデュノールの全弟として期待を集めたが、1勝クラス突破に3戦を要し皐月賞、ダービー路線には乗れず。2勝クラスは1戦で突破したものの、稍重とはいえ斤量53kgで2分26秒9の時計は決して優れたものではない。前走3勝クラス日本海Sでは終始後方で推移し12頭中7着に敗れた。馬体重を絞り切れていなかったにせよ唯一の3歳馬として斤量面の有利があった割に負け過ぎであり、日本海Sを勝利して本レースに臨んだ過去3年のドゥレッツァ、ヘデントール、ゲルチュタールと同視することはできない。

シートゥサミット
場違い。5月に2400mの未勝利戦をようやく突破するも、前々走2400mの1勝クラスでサガルマータに敗れた。前走神戸新聞杯では、メンバー最少の収得賞金であり、かつ先述のサガルマータが次走の2勝クラスで10着に敗れていたこともあり11頭中最下位人気であったが、出遅れながらも向正面で一気に捲って先頭に立つと3着に粘り込んだ。前半1000m61.9秒のスロー展開を踏まえた鞍上酒井の好判断が光ったが、神戸新聞杯が一世一代のパフォーマンスであり地力に劣る面は否めない。近年ではコスモキュランダやファウストラーゼンに代表されるように、この手の捲りタイプは好成績が持続しないため、酒井が継続騎乗するとはいえ前走の再現は容易ではないだろうし、優先出走権が必須な立場だったため前走が調子のピークだった可能性もある。血統的にも、モーリス産駒であり母父ディスクリートキャットもダート中距離馬であることから、3000m持つかは何とも言えないところである。

ナリタエスペランサ
場違い。すみれS7着で皐月賞、ダービー路線には乗れなかったものの、2000mの1勝クラス、2600mの2勝クラス帆柱山特別を共に上がり最速の末脚を記録して連勝。しかし、神戸新聞杯ではなく同日の3勝クラスを選択した前走は2、3番手を先行しながら最後の坂で沈み12着と大敗。トライアルで優先出走権を得るよりも3勝クラスで収得賞金を加算する方が容易と考えたのだろうが、そもそもこのような選択をする時点で陣営も本馬の実力に余程自信がないのではないか。帆柱山特別のパフォーマンスも、前半1000m65秒台という歩いているに等しいレベルのドスロー逃げから3馬身差をつけたもので、本馬が唯一の3歳馬で斤量の有利もあったことからすると、全く評価できるものではない。

ショウナンガルフ
場違い。新馬戦は7馬身差で勝利も6頭立てで2着、3着馬はダートを試すほど低レベルなメンバー構成だった。札幌2歳Sでは前半1000m62秒のスローの前残り展開を大外を回して差し切り勝ち。ただし、トータル1分50秒6は前半スローとはいえ決して好時計とはいえない。ホープフルSでは2戦2勝の無敗馬ながら対抗評価にとどめたところ終始後方で推移し最後はさらに沈んで14着と惨敗。きさらぎ賞も最下位となる9着と再び惨敗。G1だけでなく前半のペースが遅いレースであっても惨敗するのでもはや手の施しようがなく、2歳時から成長が見られない。皐月賞を回避して迎えたダービーで17着、ラジオNIKKEI賞でも12着、前走はポートアイランドSで11着。オクトーバーSに向かう予定が除外となり本レースに登録したが、力不足であることは勿論、近2走1800mとマイルを使っていきなり3000mというのは幾らなんでも行き当たりばったりである。

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