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本記事は、2026/8/22(日)10:30(日本時間)でアメリカのデルマー競馬場で行われるパシフィッククラシックステークスの予想記事になります!
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2026パシフィッククラシック総括
BCクラシックの前哨戦となるG1の一つで、デルマー競馬場ダート2000mで行われ、勝利するとBCクラシックの優先出走権を得られる。羽田盃、東京ダービーの3歳ダート2冠を制したフィンガーが日本馬として史上初めて本レースに参戦する。
デルマー競馬場自体は一昨年、昨年とBCの会場となっており、日本馬とは比較的相性のよいコースであることに加え、本レースへの参戦が見込まれていたジャーナリズム及びナイソスが相次いで引退し、ネバダビーチも結局ここを復帰戦に選ばず、本命不在の大混戦となっていることからフィンガーにもチャンスがあるようにも思われるかもしれないが、フィンガーの項で詳述するとおり3歳ダート3冠レースのレベル感には疑問があり、基本的には厳しい戦いになるだろう。
その他、本レースの傾向としては、過去に7歳以上の勝利はなく、6歳馬が2回、5歳馬が14回、4歳馬が15回、3歳馬が6回勝利していること、歴代で牝馬の出走は6頭のみで、2015年のビホルダーのみが勝利している(エクリプス賞4回、G1を11勝している名牝。)といった事項が挙げられる。
かなり展開に依存する予想になるが、初G1挑戦となるナバホウォリアーを本命、重賞で派手な勝ち方が多いがG1では通用していないナイツブリッジを対抗、ヒットショー、フォージドスティールを穴、フィンガーを大穴と予想する。もっとも、あっさりナイツブリッジが抜け出す展開や、フォージドスティールが逃げ切る展開、チャーチルダウンズSのテーオーエルビスのようにフィンガーが事前の予想に反して日本を驚かせる展開、いずれのシナリオも現実になりうる。
本命
ナバホウォリアー
本命。前々走ピムリコスペシャルで初重賞に挑むと、2馬身4分の3差で快勝、さらに前走コーンハスカーHも3馬身半差の快勝。現在G3を連勝中で勢いがある。また、フォージドスティールと同厩舎で、同馬の逃げは本馬にも展開が向く。フォージドスティールとフィンガーが先行してやり合って潰れるなら本馬が浮上してくる可能性がある。低レベルなメンバーのG3を連勝してG1に臨むという点でナイツブリッジ同様の信用できなさはあるが、2000mが未経験とはいえ一応1800mと1900mの中距離重賞を連勝している分、中距離適性には信頼が置けるのではないか。デルマーの勝利経験はあるもののあくまで下級条件でのもので、過信は禁物…本命に推した割に辛口評価になってしまった。それだけ自信が無いということである。
対抗
ナイツブリッジ
対抗。ミスタープロスペクターS、フレッドW.フーパーSで2着を5馬身近く離し、ガルフストリームパークマイルSでは5頭立てとはいえ2着に11馬身以上の差をつけ、G3を三連勝した勢いで臨んだ初G1チャーチルダウンズSでは対抗と予想したが6着に敗れた。チャーチルダウンズSの予想の際懸念したように前哨戦のメンバーレベルが単に低すぎただけと見るのが妥当だろう。前々走G1メトロポリタンHでは、トップハンデながらコースレコードに0.13秒差に迫る好時計で優勝したナイソスに4馬身差の完敗で2着。一応、昨年のBCクラシック4着でG1を3勝、2着3回のジャーナリズムや、昨年のジョッキークラブGC1着、BCクラシック8着で直近のホイットニーSでも3着に入ったアンティクエリアンに先着しているとはいえ、メトロポリタンHはマイルのレースであり、中距離を本職とするこれらの馬に中距離でも先着する力があると評価するのは早計である。前走G3モンマスカップでは2着に10馬身以上の差をつけ完勝。マイルを主戦場とする本馬が1800mに対応したのは好材料も、さらなる1ハロン延長となる2000mは未知数であるし、大外枠もロスが多そうだ。加えて、上述のとおり本馬がG3で大勝しても信用ならないことはチャーチルダウンズSで示されている。しかし、それでも本レースのメンバーレベルの低さを鑑みるに有力馬の一角として評価せざるをえないだろう。
穴
ヒットショー
穴1。昨年サウジカップでフォーエバーヤングを破り1着、大波乱の立役者となった。ただ、これが一世一代のパフォーマンスで、米国では相変わらずG2G3番長でG1で実績がない。今年のサウジカップでは5着、その後前々走G3ブレイムSで圧倒的1番人気に推されながら直線入口で進路がなくなる不利もあり、オリジナルシンの3着に敗れて取りこぼした。前走G2サバーバンSではフィリアスフォッグに10馬身離される2着の完敗。舞台適性についても、デルマー競馬場の直線は本馬には少し短すぎるように思われる。総論のとおり6歳であることも不利な材料。これらが相まって基本的には厳しいだろうが、なにぶんメンバーレベルが低いので、相対的には上位に来そうだ。
フォージドスティール
穴2。芝ダート兼用馬だったが近走はダートに専念。条件戦で数勝した実績しか無かったが、前々走G2ハリウッドGCは逃げて直線突き放し9馬身半差の完勝。もっとも、メンバーレベルは低く5頭立てのレースだった。前走G2サバーバンSでは控えさせたところ上手くいかず5着。10馬身差つけて大勝した1着フィリアスフォッグはともかく、それ以外にもヒットショー、ティズタスティック、アンティクエリアンに先着を許しているようでは厳しい。前々走のように逃げる形に持ち込んで初めてチャンスが出てきそうで、調教師も既に逃げ宣言している。
大穴
フィンガー
大穴。羽田盃と東京ダービーを制し3歳ダート2冠を達成。日本馬として初めて本レースに参戦する。新馬戦から3戦連続2着だったが、4戦目の未勝利戦で2着に1.9秒をつける快勝、ブルーバードカップで優勝したが、京浜盃ではロックターミガンに3馬身差で敗れた。距離が長いほうがよい馬であり、京浜盃から100m距離が延びた前々走羽田盃では激しい先行争いを制し逆にロックターミガンに3馬身差をつけてリベンジし、更に距離が伸びた東京ダービーでは前傾ラップの超ハイペースを逃げ切った。しかし、2着シルバーレシオの猛追で1と4分の1馬身差まで迫られており、重馬場でなければ逃げ切れなかった可能性もあった。激しく先行争いして他馬を競り落とす戦法は米国ダートに合いそうだが、今年のケンタッキーダービーで4角先頭に立ったダノンバーボンも5着に敗れたように、日本ダートの世代トップであっても逃げ切りは容易ではない。また、本レースでは既にフォージドスティール陣営が逃げ宣言をしており、本馬がすんなり逃げられず消耗して競り落とされる展開もありそうだ。
羽田盃と東京ダービーの2冠と言えば昨年のナチュラルライズが想起される。この馬も東京ダービーまでは世代間では力が抜けていたが、それでも古馬になってから凡走が続いている。本馬は、京浜盃で1.3秒、羽田盃で0.6秒、東京ダービーで0.6秒、昨年のナチュラルライズの時計を下回っている。馬場条件だけでは片付けられない力の差があるとみており、今年のダート3歳3冠のレベルは昨年よりさらに低いとみている。とはいえ、血統的にはゴリゴリの米国血統であり、実力以上の思わぬ適性を発揮する可能性も。
なお、鞍上戸崎は大井競馬場での騎乗には熟達しているが、デルマーは初である。
消し
フルセラーノ
消し。一昨年のBCダートマイル覇者であり、一昨年の本レース2着の実績もある。しかし、昨年のグッドウッドSではネバダビーチに敗れて2着、連覇を狙ったBCダートマイルでは4着タンバランバからも9馬身近く離される5着。続くペガサスワールドカップではスキッピーロングストッキング、ホワイトアバリオの後塵を拝し3着。しかし、前者はモンマスカップでナイツブリッジに大敗し、後者はスティーブンフォスターS4着、ホイットニーS7着後に引退した。本馬ももう7歳で全盛期を過ぎたことは否めず、前走G3オークローンマイルでも4着。G2サンディエゴHを裂蹄で回避しており、状態面にはやや不安がある。総論のとおり本レースで7歳馬の優勝は一度もなく、厳しい戦いになるだろう。
サブサナドール
消し。1年半ぶりのレースとなったG3サンカルロスSは4着も、そもそも適性距離外の1400mであり度外視できる。その後前々走レイクウォシタS4着、前走ハリウッドGCではフォージドスティールに完敗したどころか5頭立ての5着と最下位に沈んだ。サンタアニタパークを主戦場としており、デルマーの経験がないものの、先週木曜の追切ではデルマーのメインコースで5ハロン58.8秒で走り、同コースを追切をした42頭中最速の時計を記録しており、調子は良さそう。もっとも、総論のとおり本レースで7歳馬の優勝は一度もない。
ブリティッシュアイルズ
消し。昨年までは芝の条件戦を使われていたが、ダート転向初戦のG3ネイティブダイバーSで、グッドウッドS1着のネバダビーチに半馬身差の2着としていきなり好走。もっとも、同レースは4頭立てレースでありネバダビーチはBCクラシックで早々に手応えが無くなり7着の完敗だった馬であることは割り引く必要があるだろう。G1ペガサスワールドカップで5着とすると、G1サンタアニタハンデキャップを4馬身半差で快勝し、5歳にして重賞初制覇を飾ったが、G1とはいえ5頭立てかつ重賞制覇馬が1頭しかいない極めて低レベルな一戦だった。その後はG3ベンアリS6着、G2ハリウッドGC4着と重賞を凡走している。陣営はナイソスやジャーナリズムの引退が判明したあとも本レースへの参戦を迷っており弱気な面が目立つ。一応ネイティブダイバーSの好走から一定のデルマー適性があると評価できるが、基本的には通用しないはず。
オムエンジョイ
消し。前々走G2サンタマルガリータS1着(もっとも4頭立て&1頭中止)、前走G1クレメントLハーシュS2着。総論で述べたとおり本レースを勝利した牝馬は歴史的名牝ビホルダーただ1頭のみであり、牝馬G1に3度挑戦し未勝利である本馬がそれに並ぶ偉業を達成できるようには到底思われない。一応前走も本レースと300m距離が違うとはいえデルマーで好走しているし、昨年もデルマーのマイルG3を制しているのでデルマー適性は一定程度あるだろう。
オリジナルシン
消し。今年に入ってから5戦3勝で、前々走ブレイムSではヒットショーを破る大金星を挙げ重賞初勝利を飾ったが、前走サバーバンSでは9着と惨敗。4歳になり一応の成長は見られるものの、さすがにここでは力が足りない。
マラルチャク
消し。メンバー唯一の重賞未勝利馬。前走ハリウッドGCで重賞に初挑戦し2着もフォージドスティールに9馬身半差をつけられ完敗した。デルマー競馬場の経験はない。
北海道鹿部町*伊藤選手の出身地
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