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本記事は2026年11月1日3:26(日本時間)出走のBCダートマイル予想になります
【2026BCダートマイル予想】
近6年のうち5度1番人気が勝利している堅いレース。一昨年は8番人気のフルセラーノが勝利したものの、1番人気のドメスティックプロダクトも3着と馬券内。過去10年勝ち馬は全て米国馬。かつては3、4歳が有利だったが、2023年及び2024年に5歳馬が勝ったことでその傾向は過去のものとなったと言えよう。6歳の勝利は史上1例のみ、過去に7歳以上の馬及び牝馬が勝利したことはない。
昨年の覇者ナイソスが引退し、ナイツブリッジがBCクラシックに回ったことで絶対的な王者が見当たらずどの馬が1番人気を背負うのかすら見通せない大混戦。しかも、クルードベロシティ、イーストアベニュー、ビショップスベイ等参戦しない有力馬もちらほら。そのためかBCスプリントではなく本レースを選択したスプリンターも多い。世代レベルは懸念されるもののキーンランドのG1 ブルーグラスSを11馬身差で圧勝したファーザーアドゥ、前走G1グッドウッドS1着のフォージドスティール、リステッドで好走しているブラケットバスターらが人気を分け合うと予想されるが、G1フォアゴーS2着、前走ヴォスバーグSも勝利したスプリンターであるティークラフトを本命に推したい。日本からはロードフォンスが参戦する。過去に日本馬の挑戦は3例あるが7、8、9着が各1回と好走例はない。
ティークラフト
本命。今年はAGヴァンダービルトS4着、フォアゴーS2着(同着)、ヴォスバーグS1着。AGヴァンダービルトS、フォアゴーSでは共にヒムに先着を許したが、BCスプリントの有力前哨戦の一つヴォスバーグSを制した。もっとも、同レースには参戦を予定していたブックンダンノは参戦できず、AGヴァンダービルトSの上位馬ビルトやヒムも不在であったため、メンバーレベルとしては若干物足りないものがあった。とはいえ、2番枠を引けたのは絶好。1400m迄しか経験がないが、ベイヤー指数は出走馬中No.1。人気薄だが内枠も相まって波乱の立役者になるとみる。
フォージドスティール
対抗。芝、ダート兼用馬だったが近走はダートに専念。条件戦で数勝した実績しか無かったが、G2ハリウッドGCは逃げて直線突き放し9馬身半差の完勝。もっとも、メンバーレベルは低く5頭立てのレースだった。G2サバーバンSでは控えさせたところ上手くいかず5着。10馬身差つけて大勝した1着フィリアスフォッグはともかく、それ以外にもヒットショー、ティズタスティック、アンティクエリアンに先着を許しているようでは厳しい。続くG1パシフィッククラシックでは7着に敗れた。前走G1グッドウッドSではスムーズに逃げることができ1着も、下した相手はサウジC12着以来の休み明けであるネバダビーチ、昨年のBCクラシック7着のミスターエービーでありメンバーレベルはあまり高くなかった。楽に逃げる形に持ち込まないと苦しいが、9番枠と外枠を引いたため、強引に逃げの形に持ち込まなければならないかもしれない。
チャンクオブゴールド
穴1。4歳。昨年のケンタッキーダービー9着以来G2で2着1回3着1回、G3で1勝2着2回と安定感がある。G1ジョッキークラブゴールドカップにも追加登録してきたが結局直前で出走取消。前走G2ルーカスクラシックS2着。もっとも、クラークSではマグニチュード及びヒットショーに敗れ、フィリップHイズリンSでは4頭立てのメンバー構成でビショップスベイとのマッチレースの末に敗れ、ルーカスクラシックSでも勝ち馬に3馬身以上の差をつけられた。このように重賞での安定感は流石だが、内容及び相手関係的にはG1で通用するかは怪しい。マイルは久々だが、気持ちよく逃げて相手なりに走れれば面白いかも。
ブラケットバスター
穴2。昨年のハスケルSでは3着から7馬身以上離され4着、トラヴァーズSでは2着とはいえ1着ソブリンティに10馬身差をつけられるなど世代のトップクラスとは差があることは否めず。古馬になり近2走はリステッドを使い1着→2着。ただ、前々走はリステッドとはいえ15馬身差をつけている。
フルセラーノ
大穴1。本レースでは一昨年優勝、昨年は4着タンバランバからも9馬身近く離される5着。
昨年のグッドウッドSではネバダビーチに敗れて2着、本レースは前述のとおり惨敗、年が明けてペガサスワールドカップではスキッピーロングストッキング、ホワイトアバリオの後塵を拝し3着。しかし、前者はモンマスカップでナイツブリッジに大敗し、後者はスティーブンフォスターS4着、ホイットニーS7着後に引退した馬である。本馬ももう7歳で全盛期を過ぎたことは否めず、前々走G3オークローンマイルでも4着。G2サンディエゴHを裂蹄で回避し前走パシフィッククラシックでは逃げて3着に残した。当時も7歳馬の勝利は同レース史上一度もなく、厳しい戦いになるだろうと予想したが、一昨年同レースで2着となった相性もあったのか予想外の大健闘だった。
総論のとおり本レースでも7歳馬の勝利は一度もないが、一昨年の実績もあるため、パシフィッククラシック同様馬券内に来る可能性は十分にある。軽視は禁物。
ファーザーアドゥ
大穴2。G2ケンタッキージョッキークラブSでユニバースに2馬身近くの差で勝利した後タンパベイダービーでザプーマに敗れる。キーンランドで開催されたG1ブルーグラスSでは2着オッティーニョに11馬身差をつけてレース史上最大着差を記録した。
そのため、ケンタッキーダービーでは1番人気を背負った。しかし、ケンタッキーダービーの予想では、1.ブルーグラスSで下したオッティーニョは当時未勝利を勝ったばかりの馬であり、ケンタッキーダービーに必要なポイントを獲得し故障も無かったにも関わらずケンタッキーダービーを回避し、ベルモントSでも8着に終わった馬で実力が明らかに不足していること、2.ケンタッキージョッキークラブSで下したユニバースは、リズンスターSではパラディンから8馬身近く、3着ゴールデンテンポからも2馬身近く負け、ルイジアナダービーではエマージングマーケット及びパブロヴィアンから6馬身半、3着ゴールデンテンポからも5馬身半離されたようにユニバースを基準にして考えるとケンタッキージョッキークラブSのレベルはあまり高いとは言えないこと、3.血統的にも母方が早熟傾向のある血統であり成長もあまり見込めなさそうであることを挙げ、消し評価としたところ11着と大敗。その後G3マットウィンS1着となるも、G1戦線ではハスケルS5着、ペンシルベニアダービーで勝ち馬ザプーマより1kg重い斤量を背負い、逃げ馬の後ろで対応が遅れる不利が有りながら半馬身差まで追い詰め2着。キャリア最長距離となったケンタッキーダービーでキャリア最低着順を記録しているため、本レースを選択することは理に適っているようにも思われるが、ハスケルSやペンシルベニアダービーの着順は一見すると良いものの、両レースともケンタッキーダービー上位勢は出走しておらず、本馬は1800m以下なら強いと真に言えるのかには議論の余地が大いにあるだろう。BCクラシックの予想でも再三述べたように中距離戦線における今年の3歳勢の世代レベルには疑問がある。キーンランド2戦2勝の実績があり、鞍上は昨年ナイソスを本レース制覇に導いたプラ騎手のため本馬は上位人気、場合によっては1番人気を背負うだろう。過去の傾向に照らせば想定1番人気馬は一応抑えざるを得ないが、危険な人気馬と見る。
ロードフォンス
消し。馬券内を外さない安定感が持ち味の馬で、1400mが最も得意。昨年のかしわ記念で初めてマイルに挑戦したが4着、その後グリーンチャンネルC4着、武蔵野S5着、今年のかしわ記念も2着から2馬身半離され上がりにも差のある3着。いずれも掲示板内ではあるのだが、馬券内を外すことが珍しい本馬にとってマイルは若干長いと見て間違いないだろう。
年明けは根岸S1着も優先出走権を獲得したフェブラリーSには向かわずドバイゴールデンシャヒーンを目指した。先述の距離適性に加え、根岸Sの勝ち時計1分23秒3はハイレベルとはいえず、ラスト1ハロンも垂れていたことも鑑みればスプリントに目を向けた選択は誤っていなかったと思う。しかし、残念ながら中東情勢悪化で遠征を断念。黒船賞では3着から3馬身差の4着とやや期待を裏切る結果となったが、前述の通りかしわ記念では距離が長いながらも3着と及第点。前走さきたま杯は3番手で先行し、ウィルソンテソーロとイグザルトに直線追い上げられながらも勝利。かしわ記念で2馬身半差つけられたウィルソンテソーロに逆に1馬身半差をつけてリベンジした。本馬は右回りより左回りが得意であるため本レースの舞台が左回りのキーンランドであることは好材料であるが、どうしても1600mは長いことは否めない。また、総論の通り6歳馬の優勝は過去に一例しかない。過去に本レースに挑戦したピンシャン、ジャスパープリンス、テーオーサンドニはいずれも重賞未勝利馬で、jpn1を勝っている本馬は実績で遥かに上回るため、日本馬としての過去最高着順は更新できそうだが、馬券内となると難しいように思う。
アイアンマンカル
消し。かつては芝馬だったが、今年7月のG2サンディエゴHで初ダート挑戦、5頭立てとはいえジャーナリズムの3着となると、前走G2PオブライエンSではハナを切り後方の追撃を耐えきり1着。1700mを経験済みではあるが、前走の勝ち方を見るにマイルだとラストが止まりそうに思う。また、PオブライエンSのメンバーレベルは決して高くはなかった。
ムーンライト
消し。1200mのG1ビンググロスビーS3着となった後、1400mのPオブライエンSでアイアンマンカルの2着となり、前走1200mのヴォスバーグS7着。ビンググロスビーSでは最後方から追い込んだもので、ヴォスバーグSの着順からもスプリントのスピードについていくのは難しい。追走が楽になる分マイルへの距離延長は歓迎であろう。
オーウィンオールマイティ
消し。昨年のケンタッキーダービー5着も、古馬になってからG1参戦はなく、阪神S2着、アックアックS3着とG3で好走するも勝ちきれない。
コールバトル
消し。昨年のケンタッキーダービー11着。阪神S4着、アックアックSでは追い込んで2着とオーウェンオールマイティと同程度の戦績を残している。
北海道鹿部町*伊藤選手の出身地
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